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2008年4月28日 (月)

医療と工学

最近の病院は、沢山の医療機器に囲まれ、あたかも工場のようになってきた。
PETとかCTスキャンとかになると極めて高額だ。
重粒子をとばして癌の手術をするという装置は1台150億円もするという。
その装置を使って手術をすれば、1回で数百万円もかかるという。
この世に留まれるか否かも金次第ということになってきた。
私たちイメージにあるお医者さんは、聴診器で診て、どこが悪いかを言ってくれる、あるいはメスで手術をするという姿であった。
しかし今では、ちょっとした、検査をするにしても、手術にしても、すぐに沢山の医療機器を必要とするようになった。
ということは、お医者さんと看護婦さんだけでは、とても手に負える状態ではなくなったということでもある。
心臓の手術をするときには、本物の心臓はストップさせ、その間人工心臓で血液を体の中に送る。
この人工心臓の装置を扱うには、極めて専門的な知識と技術を要するので、国家資格となっている。
人工呼吸器、人工心肺装置、血液透析、ポリグラフ等の医療機器を扱うことについては、1987年、臨床工学技士法が成立し、「国家資格」がなければ扱えなくなった。
広島では、広島国際大学がいち早くその養成のコースを設けた。
早稲田大学と東京女子医大では、連携して「先端生命医科学研究教育施設」を作り、「医学がわかるエンジニア」、「工学がわかる医師」の養成をめざすという。
東京女子医大からは130人、早稲田大学からは300人が移転するという。
現代の医療はハイテク化した装置の開発だけでなく、それを取り扱う技術者の養成という2つの面からの進歩が急速に進んでいる。
先日は、ヒトの皮膚から万能細胞を創ることに、京大の山中教授が成功した。
医療の発達は、医師の養成だけでは済まなくなった。
その国の知識と知恵と、人とお金の全てを総動員して懸からなければならなくなったようだ。
広島ではいくつもの素晴らしい病院もあり、医師の養成は広大医学部がある。
医師も不足しているが、広島独自の新たな医療機器の開発を進めること、その新たに開発された医療機器を扱う技術者の養成の必要が迫られている。
改めて産官学の連携が求められている。

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