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2008年4月19日 (土)

議員の日当制

 「合併しない宣言」で知られる福島県矢祭(やはぎ)町が町議会の議員報酬を月額制から議会へ出席ごとに実費を支給する「日当制」に変更して初めての選挙が3月23日に実施される。議員の日当制は勿論全国で初めての取り組みで、地方議員や議会のあり方を大きく変える可能性があるだけに財政難に悩む自治体に少なからず影響を及ぼすものと関心を集めているようだ。

 鳥取県の江府(こうふ)町は住民が町議会に日当制の導入を求める直接請求の署名を町選管に提出した。有効であれば4月の議会で審議される見通しだと言う。

 矢祭町は人口6,500人余の町で平成13年に、合併で山村が見捨てられると「合併しない宣言」をして、財政難の中でも行政サービスの水準を維持しながら生き残って行く為の独自の経費節減を進め「子どもを大切に」「郷土愛」を育む自治体条例で注目を集めている。

 その矢祭町が打ち出した議員日当制は月額20万8千円の報酬を廃止して議会に出席ごとに3万円を実費支給する。本会議と委員会以外に成人式や出初式など町の行事への参加も出席扱いにし、年間30日で90万円の報酬を払い2,500万円を節減する。議員が専業化出来ない分は土曜や休日、夜間の議会開催も考えているようだ。
 「普段の地道な活動が評価されない」「副収入のない人は生活できない」のど反対意見もあるが「本来、議員職は志のある人のボランティア、給与が保障されないと議員にならないと言うのはおかしい」が大勢だ。

 議員の給与は同じ公費だが国会議員は常勤の特別職公務員で「歳費」と呼ばれ“給与”の意味、地方議員は非常勤の特別職公務員で「報酬」と呼ばれ“仕事をした御礼の印”として扱われてきたが、条例で定めれば“費用弁償や期末手当”も受け取れる。いずれの決定も議員自ら出来る特権であり、時として「お手盛り」になる場合もある。

 財政が苦しい自治体でも4年に一度の海外視察で一人当たり100万円前後の浪費?が指摘されるケースがある。議員は法律や条例を提案・立法する事が大事な役割の一つだ。4年間で1件の提案も無い議員は多く、不必要とは言わないが議員特権の様に国内視察に出かかるのが当然と考えている議員も多い…ようだ。
 議員定数の削減や費用弁済の圧縮など広島市議会などでも改革が進められているが何もしないで歳費をむさぼる『唾棄』議員も少なくない…と言う説もある。

 世襲議員が問題視された時期があった。能力より「地盤、かばん、看板」が物をいう時代ではない。しかし、世襲議員は国会をはじめ地方でも減少してはいない。まだまだ利権やうま味があるのだろうか。改革すべきは何なのか?
 議員の日当制は下手をすれば議会の衰退を招きかねない。

 片田舎の町会議員の日当制が全国津々浦々の自治体に当てはまるわけではない。
 しかし、矢祭町の取り組みが「道州制」導入?にもましてこの国の基礎自治体のありかたを見直す大きなヒントを秘めていることは確かだ。推移を注目したい。(3月19日)

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