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2008年4月 8日 (火)

ジョン・レノンは米国に殺された?

 ビートルズのフアンでもなく音楽愛好家でもないがジョン・レノンを描いたドキュメンタリー映画[PECE BED アメリカVSジョン・レノン]の“アメリカVS…”に興味をそそられて見た。

 リバプールで生まれたジョンは母に冷たくされ叔母夫婦の下で「体制を恨んで育った…」と生育環境について冒頭のNAがふられる。やがて美術大に進み友人とロックバンドを組み、‘60年卒業の年にバンドを「ザ・ビートルズ」に改名する。たちまち人気グループになるが「ビートルズはキリストより人気がある」と言うレノンの発言が物議を呼んでレコード破棄運動やラジオの放送禁止が起き…ジョン・レノン伝説のストーリーが始まる。
 
 '66年、画家でもあるレノンは作品展を通じて前衛作家オノ・ヨーコと出会い、二人は急速に近づき、それぞれが離婚を経て'68年春に結婚し、2人の闘いが生まれる。

 映画はこれまで公開されることがなかったレノン・オノ・アーカイブの資料映像と30人余の証言とメッセージで『戦争・暴力を憎み平和を愛した人気絶大のミュージシャンが何故米国と言う大国を敵に回して闘わねばならなかったか。ニクソン大統領・FBIに何故危険人物とされ、国外退去命令を受けたのか』を解きほぐす。
 
 ベトナム戦争が泥沼化していた'68年「レボリューション」を発表した頃からレノンの自己改革が始まりヨーコとの出会いで拍車がかかる。新婚旅行先で「戦争する代わりにベットで過ごそう 髪を伸ばそう平和になるまで」と1週間をベッドで過ごし平和を訴える。
 また、レノンは「WAR IS OVER」と書いたポスターを制作しNYや東京など世界の12都市で掲示して反戦平和を訴える。そして「イマジン」の発表が彼の平和活動を後押しし米国内の青年を戦争反対へ動かす大きなうねりを作って行く。

 こうしたジョンの存在はニクソン政権の脅威になりFBIはジョンの行動を監視し電話の盗聴を進め、'72年に米国移民局は遂にレノンとヨーコに国外退去命令を出す。二人の新しい闘いは4年半に及ぶ。だが、再選されたニクソンやFBIは急速にジョンへの興味を失う。
二人は‘76年秋に勝利して自分と息子の誕生日に「米国永住権」を獲得する。

 '80年暮れ、著名なニュースキャスターのクロンカイトがTVの画面から「マンハッタンの自宅前でフアンを名乗る男にジョン・レノンが狙撃された」と伝え世界に衝撃が走る。
 狙撃の真相には触れていないが鑑賞を通じて、米国はジョン・レノンに永住権を与えることで結果的に葬ってしまった…?と思った。

 しかし、最後に語ったヨーコの「彼ら(米国)はジョンを殺せなかった。彼のメッセージは今も生きている」は強く印象に残る。

 反戦平和を唄ったミュージシャンは多くいた。しかし、今も歌い語り継がれる偉大な平和の伝道師・ミュージシャンはジョン・レノンの右に出るものはいないだろう。
ビートルズのフアンならずとも「ビートルズ」に興味を持ち同時代を生きた世代には一見の価値がある映画だ。

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