広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« 道路特定財源を総合交通財源に | トップページ | 折り鶴の保存と展示 »

2008年3月25日 (火)

シニア65

アストラムラインは数年前から、65歳以上の人に対して、シニア65という名称の特別割引の定期券を発行している。通勤定期券(大人)の50%だから安い。1ヶ月定期と6ヶ月定期では違ってくるだろうが、月の内7~9日も使えば元が取れるのではないだろうか。アストラムラインとしては、年をとったからといって家に引き込っていないで、もっと積極的に外出することを支援しようという趣旨で始めたようだ。
広島市の周辺には2月22日にはJT跡地にユメタウンがオープンした。アルパークも増設するという。広島駅前の再開発も進んでいる。中心市街地の顧客の確保は大変厳しい状況になっている。
そんな中心市街地の狙う顧客はどんどん増える中高年だ。広島市内の人口は毎年増えているが、従業員数は平成8年には583,547人であったのが、平成16年には504,383人と2割近く減少している。つまり暇を持っている人が増えているということだ。少子高齢化時代にあって、こうした現象はこれからも続くと予想される。
この人たちは、暇があるだけでなく、お金だって意外と持っている。年金生活者といえども、住宅ローン、教育費の負担がなくなり、案外可処分所得は、ニューファミリーより多いだろう。
60歳を過ぎたからといっても、体力も気力も充分ある。その人たちを遊ばせておく術はない。まだまだ働き手としては十分戦力になる。中区に最近オープンしたパチンコ店のスタッフ募集広告には、時給1,500円とあった。つい昨日まで時給800円位だった。それが相次ぐ大型SCの進出で働き手が払拭しているようだ。こうしたサービス業の分野は、シニアにとっては格好の働き場所だ。そんなサービス業が集中しているのが都心である。シニアは自分の体力と気力の範囲で働けばいい。1,500円という金額は若者を想定しての金額だろうから、時給1,000円としても、1日4時間、1ヶ月に15日働けば、60,000円になる。年間で720,000万円だ。かなりの金額だ。年金なんて制度は、昔はなかった。
これからは、働き手としても、消費者としても、いかにこの中高年を取り込むかが、重要だということがわかる。
夫婦と子供2人の家族が、安く暇をつぶせるのはSCだ。そんなニューファミリーは郊外型大型SCに取られたが、、車がなければいけないSCは、シニアにとっては不便なところだ。
今全国各地で免許証返納者にタクシー、バスの割引等の公共交通機関への乗り換える政策を進めている。
シニアにとっての足は公共交通機関だ。中心市街地へは公共交通機関でいける。中心市街地には昔からのなじみの店もある。デパート、ホテルもある。市民病院もある。本通り商店街、最近話題のうらぶくろ、それに流れ川にはバー、クラブもある。市民交流プラザもある。さまざまの文化施設が充実している。ひろしま美術館、縮景園等は、65歳以上は無料だ。中心市街地には歩いていける範囲に何でも揃っている。買い物だけが目的でないシニアにとっては、充実した時間を過ごせる場所だ。
日本の歴史の中で、これだけ多くのシニアが生き、お金をもっていたことはない。しかし殆どの人は、そのシニアの経済的価値をあまり理解していない。バブルがはじけて社用族を相手にしていた料亭、ゴルフ場はつぶれた。官々接待もなくなった。全ての人が自分の小遣いの範囲で遊ぶようになった。その象徴がシニアだ。このシニアを上手く掴んだところが生き残る。
中心市街地も、公共交通機関と一体になって、シニアに的を絞った戦略を早く立てるべきときがきた。

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

« 道路特定財源を総合交通財源に | トップページ | 折り鶴の保存と展示 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/40508141

この記事へのトラックバック一覧です: シニア65:

« 道路特定財源を総合交通財源に | トップページ | 折り鶴の保存と展示 »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30