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2008年3月 9日 (日)

いい店ひろしま顕彰事業

 「いい店ひろしま顕彰事業」で、イタリアの輸入家具等を売る「カッシーナイクシー広島」等7つのお店が選ばれた。
 この「いい店ひろしま顕彰事業」は広島市内で店舗演出や接客などが優秀な中小小売業を顕彰する制度で、今年度は3回目だという。まだあまりなじみがないが、299店の応募があり、その中から、スポーツ用の自転車を売る「バイシクル ネコモト」、スポーツ選手用眼鏡の「グラシーズ白島」、洋菓子店「ケー・サブール」、和服の「おかだや」、化粧品店の「森の朝きらら」が選ばれた。

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 広島市では、市内の小売業は94年には12,088ヶ所だったが、04年には9,848ヶ所になったという。この10年間に約2割、2,240ヶ所も減ってもいる。イオンモールや、アルパーク等の郊外型大型SCに客を取られたのが最大の理由だろう。紙屋町、八丁堀で買い物をするという割合いも年々減っている。鷹の橋商店街も昔に比べ、随分と寂れた。そうした状況にあるとき、こうした制度ができたことはいいことだ。歓迎したい。
 この制度のいい点はいくつかある。
(1)悪いところ指摘するとか、文句をいう、クレームをいうということはたやすい。しかしいいところを見つけて誉めるというのは難しい。こうした誉める制度、表彰制度は、それだけでも価値がある。
(2)表彰する主体が、お役所の広島市だけでないのもいい。商業センター、商工会議所が作る実行委員会が主催する制度だという。
(3)物を作る製造業関連では、多種多様な表彰制度がある。店舗の建築デザインを表彰する制度もあるが、お店のソフトを評価する制度は少ない。それだけ難しいということのだろう。今回の小売業のお店の営業状況=ソフトを表彰の対象にしたというのは大変いいことだ。
(4)今回表彰を受けた店には、皆それぞれに経営者の思い入れ、拘りを感じる。こうした思い入れは郊外型大型SCにはない。そんなことはあまり必要としていないからだ。こうした経営者の思い入れの込もったお店こそ、人の住む街を創るのだと思う。そうした思い入れを表彰する制度でもある。
「いい店ひろしま顕彰事業」が上手く育ち、広島の街の価値を高めていって欲しい。

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