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2008年3月14日 (金)

恋しき

 この休日に、府中市にある「恋しき」にいった。街は寂れて、まったく人通りはないが、「恋しき」のある、ここだけが賑やかに人の出入りがある。20台ほど停められる駐車場は満杯だ。愛媛ナンバーの車もあった。かなり遠くから来る人もいるようだ。こうした類の施設はどこでもそうだが、中年の女性たちが多い。男はどうしちゃたんだろうといつも思う。
 敷地面積は約2700平方メートル、日本庭園(約1000平方メートル)の池も復活させた。母屋(延べ約800平方メートル)の1階には府中の特産品を扱う土産物店が入っている。木造3階建てというのは珍しい。歴史を感じさせる。2階大広間はイベント会場だという。離れ5棟のうち3棟を喫茶店、小料理店、茶室としている。

3

 「恋しき」は明治5年1872年に創業され、一部は江戸末期のものもあるという。かっては吉川英治が滞在中に「新・平家物語」を執筆したという。備後地区の迎賓館として著名人も泊まる華やかな時代もあったようだ。
 しかし何処でも同じだが、旅館という宿泊形態は形態時代の波においていかれ、19990年に廃業、閉鎖した。
 2004年には国登録有形文化財として指定されたが、売却されて更地になる話もあったという。府中家具として一斉を風靡した産業が斜陽化したとき、街そのものも廃れてしまった。
 最近になって、地元の経済人が発起人となり、1億円で株式会社「恋しき」を設立し、国土交通省関連の財団から5千万円の出資を得、さらに8千万円の寄付を集め、全面的に改修して、2007年11月にオープンしたという。
 国認定の市中心市街地活性化基本計画の主要事業の1つにもなっているという。府中市ではいままでの都市計画の考え方も根本から変えようとしている。「恋しき」は殺伐とした街のイメージを大きく変える契機になりそうだ。地元経済人たちの見識と努力に感謝したい。
 こんなプロジェクトが、広島市周辺の街では、あちこちで進んでいる。いいことだ。

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