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2008年2月27日 (水)

ギョウザ騒動で思うこと(1)

一連のギョウザ食中毒事件で、2つの古い話を思い出した。
昔私が勤めていた会社は、中国の上海に社員を派遣していた。ある日その社員が仕事を終えての帰路、道端で売っていたサザエを一山みやげに買って帰った。
自宅でそれを広げた奥さんは仰天した。サザエのなかに、こぶし大の石が数個入っていたという。気丈な彼女は、抗議に走って料金を取り戻したという話を聞いた。
 
もうひとつ、友人のO氏は、広島市内で海外取引の小さな商社を経営していた。彼は、中国から桃の缶詰を輸入するため、現地に赴いて商品を手にした
O氏は缶を開いて自ら試食した。半月型にカットされた大きな桃は色も鮮やかで味も満点、即刻商談をまとめた。後日送られてきた商品は国内で販売された。と同時に抗議の電話が鳴り始めた。缶詰の桃は、彼が試食した見本とは比べようもないクズ商品で、とても食べられた代物ではなかったそうだ。この事件で信用を失った彼は、やがてして社を閉じた。

 この二つの事実と今回の騒動を結びつけて「だから中国は…」と断じるつもりはない。ただ、先の段ボール入りギョウザ(結果はヤラセだった)事件といい、「だまされるほうが悪い」「日本人相手なら少々のことも」などともいわれるこの国の食に関係する杜撰な背景は、どうなっているのだろうかと考える。
(1)急激な経済成長で、生産性の追求が優先されている。
(2)市場経済インフラが未整備で、国際市場との整合性がとれていない。
(3)農政が後手にまわり、統制がとれていない。
(4)貧富の極端な格差が、全体より自己を優先させる。
(5)歴史的な対日意識が根強いなどさまざまな社会要因があってのゆえではないだろうか。
 骨董の贋物をつかまされるなどは愛嬌ものだが、この事件は、食に関することだけに厄介である。

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