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2008年2月 4日 (月)

垣根

 先日大変綺麗な住宅地を見つけた。庭の木と生垣が一体になり、コンクリートの擁壁部分には、そのコンクリートを隠すように、生垣が植えられている。高級感もある。
 昔建築家の村野藤吾氏が建物はその足元で決まる、足元のデザインは大切ですといっていた。私は、街の美しさは塀で決まるといってもいいだろうとすら思っている。
 日本の街並みは、欧米に比べるとどこかまだ美しいとはいえず、まだまだ貧しさを感じる。アメリカの住宅地は前面に広がる芝生が美しい。休みになると父親が芝刈り機でせっせと芝を刈っているのがよく映画の場面で、目にする。日本はそんな芝生広場を望むのは難しい。1軒1軒の住宅が塀で囲われているのが普通だ。
 塀に囲われているからから美しくないということではないようだ。
 街がそれなりの美しさを醸し出しているところは、1軒1軒の建物がどうのこうの、庭が広いか否かというより、どうもそれは塀が美しいか否かによるようだ。この写真の住宅地のように、コンクリートのブロック塀でなく、生垣と呼ばれる植栽の垣根、あるいは木や竹の塀で囲われた住宅と住宅地は美しい。

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 生垣には、四つ目垣、建仁寺垣竹で作った塀もあるし、椿、シラカシ、マキ、アベリア等色々ある。本川小学校の生垣は広島市の花、キョウチクトウである。季節になるときれいな花をつけ、大変に綺麗だ。植えられてから大分経つのだろう、軽く5Mを越える高さになっている。
 生垣は、維持管理に手間がかかるということあって、戦後暫くの間、コンクリートの塀が全盛だった、しかし生垣は、防風・防災にも強く、適度の通風、大気浄化との効果があり、地球環境的にもいい。
 垣根はなにも1種類でなくともよい。何種類もの垣根、塀が繋がっていって、パッチワークのような美しさを創り出すこともできる。
 垣根にも配慮がいきとどき、生垣できちんと住宅が囲われるようになったら、それこそ日本らしい美しさの街並みになるのではないだろうか。そうした美しい垣根の街ができるまで、もう少し時間がかかるようだ。
 「垣根の垣根の曲がり角/焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き・・」という童謡があった。しかし今ではそんな風景を目にすることはなくなってしまった。殆どの住宅の塀が、コンクリートのブロック塀になってしまったからということもある。かつて日本には、いわゆる「垣根越し」と呼ばれる、お隣さんと垣根越しに話しをするような生活もあった。そんな垣根の文化を取り戻したい。

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