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2008年1月10日 (木)

芝浦工大の新学長に三菱重工元常務

芝浦工大の新学長に、三菱重工元常務技術本部長の柘植綾夫氏が選任された。
原子力発電所の蒸気タービンの研究者としては、かなりの実績のある人のようだ。
国内の大学で、民間企業の出身者が学長になった例はないだろう。
広島市内の私立の大学の学長も、広大教授出身者が多く、民間企業出身者がなったというのは聞いたことがない。
国立大学の独立法人化に伴い、最近山形大学の学長に文部科学省の元次官の結城章夫氏がなったが、そのときは天下り人事として大分物議を醸した。
大学の学長に期待される役割も随分と変わってきているようだ。
芝浦工大と柘植氏がいままでどういう関係にあったのか知らないが、民間企業出身者を学長にするとは、また随分思い切ったことをするもんだ。
民間企業出身者を学長にしたというこということは、学生を採用する企業の側に立って教育を考える、そして就職を控えた、学生の目線で教育考えるということだろう。
大学がそうした必要性を強く感じたというということだろう。
今回の人事になにか新しい可能性を感ずる。
頑張って欲しい。
芝浦工大はノーベル賞受賞者の江崎玲於奈氏を学長に招いたこともある。
大学全入時代を迎え、大学も生き残りをかけて必死だ。
民間人の官への登用も始まっている。
国立大学学長への民間人の登用はあるのだろうか。
全共闘世代の「企業は悪だ」という時代を経験した者にとっては、隔世の感がある。
しかしいいことだ。
今後、こうした産官学の流動性がどんどん高まることが期待される。

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コメント

1月11日の中国新聞のトップに「広島の大学の私立24校は定員割れ」、「広島は東京の大学の草刈場」と出ていました。
広島の大学は、皆で手を携えて頑張る仕組みを考えることが必要でしょうね。

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