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2008年1月26日 (土)

電柱と電線

 広島市内の主だった道路では、電柱は殆ど見かけなくなった。平和大通り、鯉城通りにはない。電柱は街の景観を著しく損なう。電柱がないことで、広島市は他都市に比べればはるかにすっきりした街になっている。広島市では、着実に、電柱、電線の地下埋設化は進んでいるようだ。
 政令指定都市としては、一番無電柱化率は高いというが、それでもまだ4.9%だ。ヨーロッパの都市は殆どが100%というのには、比ぶべくもない。
 ちょっと脇路に入ると、まだまだ電柱はあちこちに残っている。頭の上には電線が縦横無尽に走っている。電柱、そして電柱からビルに引き込まれている電線は、あまり綺麗とはいえない。電柱は大体歩道上に設けられることが多く、歩行者にとって危険であるだけでなく、建物の美しさ、楽しさを消している。 しかしお店の経営者も、そして歩行者も、こうした現象を当たり前のこととして、あまりおかしいことと感じていないように感ずる。
 滝田ゆうの漫画にも、電柱と電線はよく出てくる。電柱と電線は昭和の懐かしい思い出ではある。
最近では路面電車も電池で走る電車が開発され、電線がいらなくなりつつある。路面電車の電線もなくなればそれにこしたことはない。山の中にある高圧線も、高圧線を繋ぐ鉄塔も決して美しいとはいえない。 しかしこれも皆当然のこととして認め、仕方がないと諦めているようだ。

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 阪神大震災の際には、電柱が倒れ、道路をふさぎ、救援にも支障をきたしたということから、国も以降急速に無電柱化をすすめているというが、現実に、無電柱化を進めようとすると、かなり厄介な問題もあるようだ。
 その費用については、国、電線管理者、地方公共団体の協議により全国一律の負担ルールが決められているようであるが、今はどこもお金がないということで、そう簡単には進められないということが、まずあるようだ。また地下埋設するには、そのためのスペースが必要となるが、地中には上水道・下水道・ガスなどの走っていて、幅員の狭い道には余剰スペースが無い場合が多く、電線の埋設の前に道路の拡幅が必要になることもあるという。
 そのためもあってより簡便な共同溝方式を採用し、コストの削減も図ったりするだけでなく、国は、全国10ブロックの「無電柱化推進計画」(5カ年計画)を策定し、毎年数百KMの整備が進められているという。
 そして景観法が出来、街の美しさを創りだすことについても、法的裏づけがされるようになった。
ことはそう簡単ではないようだが、歩きやすい街、安全な街、美しい街を創るにも電線、電柱の地下埋 設は必須条件だ。せめて都心の電柱、電線だけでも、できるだけ速やかに埋設して欲しい。


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