サラウンドシステム広告
日経ビジネス2007年12月10日号に興味深い記事が載っていた。
今ネット広告がもてはやされ、その勢いはTVのCMを凌駕するような状況だ。駅の看板は東京ですら、広告主がつかず、白いままのを目にする。こうした広告看板や電車の中吊り広告は時代遅れといわれて久しい。
そうしたことに対し、日本コカコーラが現在の費用配分での広告と、それと全く予算配分を変えての広告の効果を比較したところ、コカコーラの愛飲者を作り出す最強の広告媒体はTVでも、ネットでもなく、電車の中や駅構内に張られたポスター等の広告だということがわかったという。結局コカコーラは、今ではTVのCMが1番多いが、2番目は交通機関と屋外広告にしたという。
なぜそうしているかの理由は、低音や高音を出すスピーカー、そしてそれを四方八方に置かれた幾つものスピーカーから音を反響させた方が、音が立体的になり、豊かになるという「サラウンドシステム」という原理があるが、それと同様、TVCMオンリーという単一スピーカーでの広告より、複数の広告媒体を調和させて、発信したほうが、広告効果がより高くなるということのようだ。
看板、ポスターといった古典的な広告媒体は、もう時代遅れといわれ、見放されかけていたが、どっこい生きていたというわけだ。

しかしこの古典的な広告看板もよく見てみると、アストラムライン本通り駅には2M×4M位の大きな広告看板が設置されているし、柱巻きの広告もされるようになった。当たり前のように貼られているポスターにはQRコードがついていてその広告主のHPに飛んだりする。またエスカレーターのベルトにも広告が付いている。昨日まで普通の電照広告板があったところにフリーペーパーが置かれていたりする。バス1台、広電の電車1編成をそっくり広告媒体としてしまうラッピング広告も現れてきた。バス停も広告とセットになって綺麗なバス停が作られるようになった。建物の壁面がそっくり広告になっていたりする。古典的だといわれる看板広告も、時代と共に、大きく変わってきていることがわかる。
しかしちょっと気をつけてみれば、街中広告だらけだ。人は広告の洪水の中で生きている?
そんな状態をサラウンドシステム広告というの???
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