カーボンオフセット・ツアー?
テレビの企画ニュースで「カーボンオフセット・ツアー」を取り上げていた。
耳慣れない用語だが面白い試みだった。環境保護の新しい切り口だろう。
Carbon二酸化炭素をOffset打ち消す・相殺する…地球温暖化防止に貢献する運動だ。
人間の生活や経済活動を通して排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを植林や森林保護、クリーンエネルギー事業で直間接的に吸収して相殺する考え方の活動である。
東京から名古屋まで車で2往復するとCO2を400Kg排出する。これに対して5000円募金をして年間檜16本を育てると排出したCO2分(400kg)を木が吸収して相殺する。
森を育て日常生活で排出したCO2を一時的に貯蔵してもらうための森林を育てると言うのがカーボンオフセットだ。算出根拠はNPO法人の「環境エネルギー政策研究所」が移動距離・移動手段・参加人数・日数から簡単に割り出す。
1997年に英国で始まりEU各国や米国カナダなどでビジネスとして普及し始めたという。
英国のCO2排出ゼロを目指す自治体では政府や電力会社交通機関などからの基金を基に’03年から4年で5万トンのCO2の削減を達成し、航空会社などの導入が進んでいる。
日本でも環境NGOなどが取り組みをはじめ政府も今年から神輿を上げたと言う。
企業ではJTBや日本郵政が取り組んでいる。JTBは上記・下記の旅行企画がそれである。
昨秋、茨城県の高校は沖縄へ「CO2ゼロ」修学旅行を行った。通常の旅行代金に一人当たり700円を上乗せすると、生徒が飛行機で往復する際に出るCO2の10%を、自然エネルギーで相殺(オフセット)して、地球温暖化の防止に貢献し環境学習にも役立っている。すでに団体旅行を中心に3000人もの申し込みで思わぬ人気商品になろうとしている。
日本郵政は昨年カーボンオフセット年賀ハガキを売り出している。55円の5円分で地球温暖化防止を推進するプロジェクトを支援して、京都議定書で定められた日本の温室効果ガス排出削減目標のマイナス6%に貢献すると言う狙いだ。
関心を示している企業は多いいと言う。原油値上げで喘ぐ日本でどれだけ浸透するかが問題だ。何より自動車メーカーやタクシー運輸業社、電力会社、航空会社が取り組むか。
広島にも新しい芽が出るのだろうか。
政府主導でなく個々人にどこまで取り組みが根付くことが出来るのか。
「カーボンオフセット」は環境問題を考える上で今年の国民的課題と言えそうだ。
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