冬の緑・クスノキのトンネル
よそから来た人たちが必ず言うのは「広島は緑が多いいですね」である。街中にある公園とりわけ平和大通りの木々が目を引くのだ。
過日久しぶりにやってきた友人の言うには、他都市に比べると特に冬場の緑が多いいのが目立つと言う。
それは一般的にクスノキが多いいためである。平和公園、平和大通り、河岸緑地の緑の半分近くをクスノキが占めて、広島の街を年中緑に包んでいる。
クスノキは葉の寿命は1年で春に新芽が出る頃に前年の葉が落ちて、知らない人を時ならぬ落葉が驚かせるが同時に新緑の美しさが輝く常緑樹である。だから冬場にもしっかりと緑を蓄えている。また、防虫剤の樟脳の原材料で防虫作用と長寿木にあやかって古来、神社仏閣を取り巻く森に多く夏前に小さな白い花をつけることや「トトロの木」がクスノキの巨木と言う事はあまり知られていない。
更に樟脳の効果というかクスノキは四季を通じて大量の二酸化炭素を酸素に変え、カンファアーという酵素を放って夏の清涼感を生んだり抗癌能力を高めるという森林浴のストレス解消効果もある木と言えば市民にとっては大層ありがたい木でもある。
そんなクスノキの大木10数本が散歩道の両側から包むようにトンネルをつくっている場所がある。元安川にかかる明治橋と中島橋の間の西岸の加古町で、戦前の市長公舎があった場所だ。今は河岸に「粟屋市長、被爆死の地」の小さな石碑がある。


冬は風除けと陽だまりを作り、夏涼しく木陰のトンネルは、市民にとって手じかなストレス解消の場で、散歩道には打って付けだ。
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はじめまして。
母の日、卆壽の母のお供をして、広島を訪れました。
楠の大木が、新緑をいっぱいにして、街を潤している様子は、みごとでした。
特に母は、70年は草一本生えないといわれた土地に、こんな大木が・・・・と感激していました。
帰宅して、広島と楠についてもっと知りたくって、検索しているうちに貴ブログに出会いました。
どうぞ緑豊かな広島の街を大切になさってください。
(滋賀)
投稿: 青子 | 2008年5月13日 (火) 10時48分
青子様 平和公園は今小中学生の修学で毎日にぎやかです。楠以外にも常緑樹が多いいのが広島の公園の特徴です。秋の紅葉時期もきれいです。またぜひお越しください。時々、このブログを覗いていただけると広島の情報が役立つと思います。よろしく。
投稿: グランパ | 2008年5月14日 (水) 22時44分