銀杏(いちょう・ぎんなん)
大分の名産、銀杏(ぎんなん)を頂戴した。堅いからを工具でつぶし実を取り出す。うすくサラダオイルを引いたフライパンに入れて熱すること3~4分。
薄皮の中の黄色が萌黄色に変わると出来上がり。味塩を振って熱いうちに賞味する。もちもちとした食感と口中に広がる晩秋の香り、酒がすすむ。
平和大通りにも銀杏(いちょう)の大木が多い。中国新聞社の前にある緑地帯でご近所のかたであろうか、年配の婦人が銀杏(ぎんなん)を拾っていた。
都会の車の排気ガスに耐えて結んだ実は市販のそれより小さい。でも都心部で晩秋の収穫を得られるなんて、捨てたものではない。
NHK前にもあるが、人が拾っているところをみかけたことはない。いまは人に踏まれた落ち葉と銀杏(ぎんなん)の残滓が道端にへばりついているだけだ。
平和大通りを西から走り、中国新聞社のところを左折して本川沿いに2、300メートル行くと左に小さな公園(本川公園?)がある。その奥に見事に色づいた銀杏(イチョウ)が目を引く。「黄色」ってこんな色なのかと再認識させられる色感で、おもわず車をとめて見入る。
すこし気をとめて観察すれば、穏やかな小さな秋を目にすることができる。
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