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2007年12月 2日 (日)

教育特区「ひろしま型カリキュラム」発進

 秋葉市長の公約でもある義務教育の「ひろしま型カリキュラム<言語・数理運用科・英語科>の授業が先行実施している袋町小学校と千田小学校で始まり動き始めた。

 市教委が平成14~7年度に行った基礎・基本定着調査の分析で小・中学生の思考力・判断力・表現力が十分身についていないと言う課題が明らかになった。
 その解消に小1~4の「前期:読み、書き、計算」と小5~中3の「後期:思考・判断・表現力向上」に区分し、子供の発達段階に合わせて広島市独自のカリキュラムを開発して導入する計画だ。

 大学の新設学科かと勘違いしそうなネーミングは流石に広島市教育委員会が主管官庁たる由縁で、文科省の“構造改革特区”認定を受ける上で必要な官庁特有の文言で現代版”
読み・書き・IT”塾の発想だ。

 <言語運用能力>は「国語を適切に表現し正確に理解する能力を育成し、伝えあう力を高める」事や「思考力・判断力・表現力や想像力を育てる」能力を身につける。
 <数理運用能力>は「日常の事象について見通しを持ち筋道を立てて考える能力を育てる」事や「数学的な見方や考え方の良さを知り、進んで活用する態度を育てる」。
 日常生活の中で学習の基礎である『読み・書き・そろばん(計算)』を通じて論理的学習を身につける事を目指す。

 例えば、『午前8時から午後8時は20分が百円、午後8時から翌日午前8時は60分が百円の駐車場に、午後6時から翌日午前9時まで駐車した場合は料金がいくらになるか』と言う問題に袋町小5年生が挑戦した。
 
 千田小の5年生は『毎月22日の“マイカー乗るまあデー”をテーマに、車から公共交通や自転車に移動手段を変えることでCO2排出がどれだけ削減できるかを考えた。車やバス、電車のCO2の排出量を比較したグラフを基にクラス全員が学校からJR広島駅まで移動する場合、車のCO2排泄量は電車の5倍になる計算』を通じて環境問題まで学んだ。

 算数の応用問題を生活の中で生きた形で考える。大人にとっては当たり前の事が子供の学習とは結びついていない点に着目したカリキュラムで『新聞や身の回りのものを教材に言葉や数、図形。グラフなど』を面白く使いこなせる力を育てるのが着目点で、袋町・千田小では今年度中に35時間の授業をする。
 来年度は中学2校でもスタートし、2010年には全市立小中学校で実施される。
小学5年生から導入される「英語科」は「聞く・話す」を中心に英語に慣れ親しむ事を通じて中学での英語教育の基礎を培う。
 英語の習得は母国語である国語力の能力が大きく関わるだけに日本語の能力アップが大切になる。そのためにも英語を通じて外国の文化にも興味や関心を高めることやコミュニケーションを図ろうとする態度の育成など課題は多かろう。

 訳の判らない若者言葉や流行語に絵文字が氾濫し、日本語の乱れている時代。
 袋町小の授業参観した秋葉市長は「児童自らが考え、正確に判断できるようにしていく内容で、いい授業だった」と感想を話している。

 数学者であり英語・言語や平和教育の専門家であり、政治家は言葉を大切にしなければいけないがモットーの秋葉市長がこのプロジェクトで発揮できる先見性とリード役は極めて大きいと思う。

 全国で同じ教育特区の認可による取り組みは多い。しかし、国語・算数・英語を組合せ平和都市の蓄積を活かしたカリキュラム<ひろしま型>はオンリーワンで、今後その取組成果は注目を集めるだろう。期待したい。

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