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2007年12月 3日 (月)

FA宣言・新井選手の涙

 プロ野球はいま各球団とも今シーズンの反省と来季へのレベルアップを目指した自主キャンプを張っている。一方,で、FA権を獲得した選手の争奪が始まった。

 今年は孫に引かれてカープの取材や中継に関わった現役時代よりはるかに多い球場通いをし、前田の熱い涙にも触れて感動したが、結果はBクラス5位に甘んじて残念至極だ。

 昨年はFA権を温存してカープ残留をして1年間頑張った黒田博樹投手(32)も今年はFAを宣言し、アメリカ大リーグへの移籍を希望し大リーグで9年間活躍した野球解説者の長谷川滋利氏を仲介に交渉に入った。

 新井貴浩選手(30)は8日、正式にFA宣言し球団に申請書類を提出した。新井は優勝争いが出来る球団への移籍を希望しており、これを受けるように広島時代から慕っていた金本選手が在籍する阪神が早速、獲得に向けて動き始めた。

 記者会見に臨んだ新井は冒頭から涙を流し、「カープが大好きで、つらい」と後ろ髪をひかれる心境を語った。広島に生まれ、カープの勝敗に一喜一憂しながらカープでプレーすることを夢に育ってきた野球人生をカープで終わりたい心境は当然と言えよう。
 しかし、カープに在籍した10年間、一度も優勝争いに参加できずBクラスに甘んじ、「優勝争いがしたい」希望を実現するためのFA宣言になった事は十分理解できる。

 愛媛県出身で大のカープフアンの辛口評論のスポーツジャーナリスト二宮清純氏はカープに対して以下のような提言をしている。
 
 FA宣言してカープから流失しそうな選手はFA権を取得前に交換トレードに出し、他球団の有望な若手選手と交換する。カープの場合は取られ損だけになっおり、制度を逆利用することだ。カープはFA宣言で選手を獲得することが難しい分、ドラフトを軸に選手を育てる以外にないとして、今年のドラフトで広島出身の大阪桐蔭の中田を指名しなかったことに首をひねる。

 S50年代の強かった赤ヘルの輝きを取り戻すにはFA、新球場、ドラフトでの対策を講じることと、強い経営母体を作り上げることだと指摘する。
 球団最大の収入源だった巨人戦の地上波TVの放送権が低落し過去のビジネスモデルが通用しなくなりつつある。
 ここを打開していく道は株式を公開して名実ともに市民球団に戻ることだ。マーケットを中四国にウイングを広げ、瀬戸内全域でカープを盛り上げる機運を高めていくことを注文する。

今朝のTVで大沢親分と広島出身の張本氏は「新井の純粋な涙は理解できる。FA制度がマネーゲームになっている現状を改めない限りFAの涙は消えない」とFA制度に“喝”を入れていた。

 カープの株の大部分は松田オーナーが持つている。しかし、嘗てカープの経営母体で、出資していた地域の企業から資本を総引き上げしたマツダが何故かカープの株だけは今でも30%余を保持し続けている。
 経営には全く口出しせず、あれだけの黒字を生んでも新球場の建設をはじめ何ら殊更にカープの応援をしない。ならば、カープの為にマツダ保有の株を放出して一般公開してはどうだろうか。せめて球団がその方向を示せないものだろうか。
 二宮氏は旧態依然とした考えではカープに未来はないと言い切る。

 「新井の涙」を活かし、現状を打破し、本当に優勝争いが出来るチームに再建するにはカープ経営陣に“二宮提言”を改めて検討してもらいたと願うのは私だけではないと思う。

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