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2007年11月16日 (金)

癌と闘う~余命告知の疑問~③

 10月になって久しく連絡を取っていなかった女性から「癌と闘っている娘婿に抗がん剤の投与前に、東洋医学の診察を受けたい」と、東洋医学の先生の紹介を求めてきた。

 42歳の彼は岡山出張中に激しい腹痛に見舞われ、担ぎ込まれた大病院で虫垂部位に癌があると緊急手術を受けた。しかし、1週間しても痛みが取れず今度は大腸癌による腸閉塞と診断され大腸切除で人工肛門の手術を受けた。1ケ月あまり経って、広島市内の前例2件と同じB病院へ転院した。

 転院時に岡山の病院は奥さんと義母に「癌巣がとりきれていない」と余命告知している。
転院してきたB病院の医師はCTやPETにかけることなく、抗がん剤の投与を勧める。患者が東洋医学の診断を希望すると、前例と同様ににべもなく断られたと言う。

 再度、会社の上司から強く勧められ、上司が先生にお願いに来ると告げると、がらりと態度が変わった。PETをとった後に漢方に行ってよいと許可された。しかし、結果的にPETでは癌や転移はキャッチされなかった。

 東洋医学の医師宛には所見を示したメモ1枚が渡されたが、カルテのコピーやPET画像などを見せる協力はない。

 東洋医学の診断は所見メモとは違う場所に小さな癌が残っているとの診断だった。先生は当面2~3ケ月で癌の芽は消せるだろうと判断した。本人の強い希望で抗がん剤は避けて漢方治療を始めることになった。しばらく様子を見ながら求職中の会社への出勤も相談しながら考えることになった。

 東洋医学について詳しいわけではない。先生との長い付き合いと私自身の経験と、この4つの具体的な事例に遭遇して、同じB病院で共通して「東洋医学蔑視」という問題が有ることに気づいた。

 最近、JNNニュースの企画で「余命を超えて闘う癌患者」のケースがシリーズで放送された。いずれも告知された余命を遙かに超えて残る人生を子供たちやお年寄りのためにボランティア活動などで健気に生きる姿は神々しさを放っていた。
高校生を前に若い命を粗末にしないでと訴える理容師の63歳の癌患者は「捨てる命があるなら私に下さい!」と叫んで“命のメッセージ”を送る姿が感動的だった。
余命告知を超えて懸命に癌と闘う患者は身近にも意外にたくさんいる。 <つづく>

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