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2007年11月17日 (土)

癌と闘う~余命告知の疑問~④

 またまた古い話で恐縮です。私は‘71年、日中国交回復前年に初めて中国を訪問し、当時世界を圧巻していた針麻酔手術や漢方によるがん治療などを見学した。
その際、直前に国交回復をなしたアメリカから200人の医師が東洋医学を研修するために送り込まれていると聞いた。

 その後、四川省のTV局と提携し、度々中国を訪問する機会に恵まれた。
四川電視台に漢方による癌治療の取材を企画して取材協力を申し入れた。しかし、機密事項が多いとして直接取材は阻まれたが、四川電視台が持っている資料VTRの提供を受けた。その中に多くのアメリカ人医師が現地で研修をしている事実を確認した。
それは今も中国各地の中医病院や大学で継続されており、その成果はアメリカの癌専門病院や癌終末医療施設の70%に東洋医学を習得した医師が配置されていることを日野原重明聖路加病院名誉院長の著書で知り改めて驚いた。

 日本の病院や癌専門施設でどれだけ東洋医学を取り入れている施設があるのだろうか。
厚労省は明治政府がとった東洋医学・漢方を見限って“西洋医学優先制度”と同じ頭を切り替えない限りアメリカの実情に追いつくことは不可能と言える。
米中国交回復に当たってニクソンとキッシンジャーが進めた遠大な計画は、ムーア監督が映画「シッコ」で暴く歪んだアメリカの民間主導の医療制度に東洋医学を35年前から営々と取り込んできた事実に改めて医学先進国だと驚かされる。

 癌の告知は一昔前に比べると放射線治療を始め抗がん剤の改良などで治療法が格段に進み、今や常識になっている。しかし「余命の告知」にはまだ問題が多い。

 少しさかのぼった話である。
私が、最初に「癌」と告知され、当時では珍しくセカンドオピニオンで「嫌疑なし」で放免された時、人間ドックで誤診されてはたまらんと騒いでいた。
大学病院で長年病理の専門家でならし、退官後に東洋医学の内科を開設している私の主治医の仲間の医師に以下のような説明をされ、納得した事があった。

 西洋医学の癌検診、特に生検で癌を特定する作業は人の目で行う。「疑わしきは罰する」が原則。従って、特に胃の場合は術後に詳しく検査すると25%前後は悪性でなく結果的には手術しなくても良かったケースがある。しかし、疑わしい場合は必ず手術で除去するのが西洋医学の原則で「誤診やミス」に当たらないと言うわけである。<つづく> 

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