基町紙屋町地区地下道
アストラムラインの県庁前駅から階段を上がると、パセーラの下を通って市民球場に抜ける地下道がある。途中まで、両側にお店が並んでいるが、ガラスの扉を越えると、急にお化けがでそうな寂しい地下道になる。そしてしばらく歩くとなかなか気持ちのいいサンクガーデンの広場にでる。しかし、殆どの人はその良さを感ずる風もなくグリーンアリーナに向かう。そのサンクガーデンの壁には下記のような案内板があるが、気づく人は殆どいない。黄色で表示されている部分が紙屋町、基町地区にある地下道だという。広島の地下道はシャレオだけかと思っていたが、実はあちこちに地下道があることがわかる。それらの地下道を足せば、総延長もかなりの距離になると思われる。

市民病院の建て替え工事に伴い、今年度末には市民病院とシャレオが直接つながるという。市民病院とテニスコート下の市営駐車場ともつながるという。
紙屋町交差点に建つ現在の広電ビル3棟が取り壊され、その跡地に、地上14階建て、2.9万m2の再開発ビル地下でシャレオともつながる計画だという。
シャレオは計画時点では、隣接する全てビルと地下でつながる計画になっていたが、その殆どは、未だに実現していない。計画通りに完成していれば、シャレオは日本で有数の一大地下街になっていたはずだ。そうした計画が予定通りに進まなかったことも、シャレオの経営を圧迫している原因と思われる。
現在、シャレオの西ゾーンは、レストランゾーンを過ぎると行き止まりになっている。その行き止まり地点で、やたら広い階段とエスカレーターで地上にでられるようになっている。が、そのエスカレーターと階段が人ごみで満杯になったことを見たことがない。地下街の防災上の観点からこのような広い幅の階段を作らざるを得なかったようだ。
シャレオもそうだが、こうしてみると広島の地下道は放射状に広がっていることがわかる。放射状に広がっているというと聞こえはいいが、その先端は皆行き止まりになっている。それぞれの地下道が、その時々の事情で進められてきたという感が否めない。勿体ない。
いまここで、改めて総合的な視点から、地下の歩行者通路のあり方について見直すことが必要だろう。
放射線状にある現在の地下道をつなげ、ネットワーク化し、回遊性を持たせるようにすることも一つの案だろう。地下通路がネットワーク化され、県立総合体育館、市民球場跡地、市民病院等にある施設が、本通り商店街と繋がれば、この紙屋町基町地区地の存在感が増し、利用者も増え、広島の中心市街地の活性化にも大きく寄与することと思われる。基町紙屋町地区は地上と地下に広がる多層構造の街なのだ。
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コメント
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>その行き止まり地点で、やたら広い階段とエスカレーターで地上にでられるようになっている。が、そのエスカレーターと階段が人ごみで満杯になったことを見たことがない。
市民球場で野球観戦をされた経験がないのでしょうか? ナイター終了後などは、あの階段はごったがえしています。あの階段、誰が見ても、市民球場の観客用に造られているのは明白だと思いますが。
投稿: 匿名希望 | 2007年10月13日 (土) 08時12分
匿名希望様
ご指摘いただきありがとうございました。
確かに私が見ていないだけだと思います。
先日の、さだまさしのコンサートの終了時には、かなりの混雑があっただろうと予想されます。
投稿: 元安川 | 2007年10月14日 (日) 11時29分