別荘地
東京に住む友人が、苗場スキー場に、リゾートマンションを持っていた。しかしバブルが崩壊した頃売ってしまった。
その彼が、『苗場のマンションは、年間平均して、20日間程度使っていたかなー。冬になれば毎週末いっていた。親父の遊びに、子供たちは付き合わされたわけだけどが、生まれてすぐにスキーを履かされた子供たちは、結構スキーは上手くなったよ。それに、普段は家族と会話することもなかったけど、このマンションにいる間は、否応なく家族と会話せざるをえないので、家族関係のためにもよかったと思っている。でも女房には、いつも「なんでリゾートマンションに来てまで、私はオサンドンをしなければいけないのか」と文句をいわれていたねー。
大学の研究室の学生たちとは、夏は軽井沢でテニス、冬は苗場でスキーをするのが恒例だった。当時の学生たちにとっては、それがもっともファショナブルな生活スタイルだったから、皆面白がって参加してくれたよ。
でもマンションとはいえ、大変にお金も手間も暇がかかるんで、とても維持しきれなくなって、バブルが崩壊した頃、取得額の半値で売ってしまったよ。充分リッチな気分を味わえたし、暮れから正月にかけて、ホテルが全く取れないときに、悠々とスキーが楽しめたから、まあいいかと、思うこととしているよ。』といっていた

『お正月には苗場まで、車で片道8時間もかかったことがあるよ。空いていれば2時間半もあれば楽に着く距離だよ。』ともいっていた。
広島ではスキーをしたいとおもえば、1時間も走れば、立派なスキー場がある。街の中でテニスをする充分なコートがある。ヨットだってできる。
近頃別荘地の軽井沢に、生活拠点を移す人も増えきている。軽井沢に住む人は、昔は作家、学者といった時間に余裕のある人であったが、いまではIT関連の人も増えているようだ。東京には住みたくないという人は、どんどん増えている。
バブルのころマルチハビテーションと称して、何軒もの住宅を持つことが持て囃されたことがある。それはあまりに無駄が多すぎる。賢明ではない。
生活拠点の選択条件として、いままでは働く場所が最優先であった。それが今では、リゾート性が大きな要素になってきていることを感じる。広島は、そうしたリゾート性を充分備えている。リゾート+生活拠点=広島市といえる。
広島市は、これからの時代に適った場所だと思う。
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