知られざる弱者への福祉の切捨て
広島県が、各市町村に助成している弱い立場の人たちへの医療費の補助金を
今年度から広島市だけ減らし、3年後には打ち切るという措置をご存じない方は
多いと思う。
障害者団体の人たちは今、「子どもと重度障害者の医療費を無料にしてほしい」と運動しているが、先月末その代表の人たちが県議会を訪ね、林議長に
「県の補助金減額と打ち切りをやめてほしい」と陳情した。その様子は
写真入りで新聞に報じられた。車椅子の代表たちが不自由な体を押して、懸命に訴えていた。写真からはそのひたむきさが伝わった。
その冷たい措置は、「乳幼児」「重度心身障害者」「一人親家庭」の医療費の補助の割合を今年度から削り、平成10年度には助成を打ち切るというものだ。
その理由が一般市民にはよくわからないが、広島市が「政令指定都市」だからということらしい。だが広島市民も等しく県税を払っている。障害者たちが広島に住むものだけが差別されることは納得いかないと主張していることはよくわかる。巷でいわれる県市の不仲、意思不疎通も一因なのかとさえかんぐりたくなる。
弱者へのしわ寄せや格差の拡大がますます顕在化するなか、こうした矛盾に
目をつぶっていていいのかと、自問した。県市とも厳しい情勢下にあることは理解しているつもりだが、歳出削減に際しては一律○○%削減などと無為無策で乱暴な策定はつつしんでほしい。
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昔から政令市を抱える県と市の間で、県と同格になった市に対して県が何かにつけてイチャモンをつけ、意地悪すると言われてきた。今回の県の対応はまさしくそれに当たるのではないかと思う。いくら財政事情が悪いからと言っても、全国の政令市を抱える県が此処までひどい仕打ちをするところはない。
広島市はこれを跳ね返すのにどれだけの精力を費やしなければならないのだろうか。知事の「金銭感覚」が狂っているのはよく知っているが改めて市民が声を上げる必要がありそうですね。市長以下がんばってください。爺。
投稿: 爺 | 2007年10月 9日 (火) 17時22分