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2007年10月 1日 (月)

誰も伝えぬ側面~光母子殺人事件

 「光母子強姦殺人事件」は、広島高等裁判所で差し戻し審が審理されており、国民の強い関心が寄せられている。このためマスコミ各社の取材合戦も日々激しくなり、とりわけ指定された取材の記者席では事足りず、マスコミ各社による一般傍聴席の争奪合戦が峻烈を極めている。

 それぞれ、アルバイトや社員を動員して傍聴券を得ようと、わずか40席前後の傍聴席に千数百人が並ぶ。裁判所に隣接するある放送局は、社内放送で業務に支障がないものは並んでほしいと呼びかけるそうだ。そしていつも複数席を取得、多いときは7~8席も確保するようだ。
被告、検察、弁護、遺族の表情をきめ細かに観察して伝えようとすれば、何席でも取材席がほしい気持ちはわからないでもないが、あまりに身勝手過ぎないか。
 裁判を傍聴したい人は大勢いる。法学部の学生、捜査担当者、遺族、親戚、友人、被告の支援者、関心を持つ一般市民……その人たちは一人で並ぶ。
社員やアルバイトを動員した圧倒的な数にはとても勝てない。そのあげく外れた人はすごすごと帰るしかないのだ。

 裁判所のさまざまな取材規制にも問題がある。カメラや録音機の持ち込みは
禁止のため、記者は自分のメモに頼らざるを得ないし裁判所の臨場感を表現するためには、似顔絵作家によるイラストも必要だ。
 時によっては、審理や公判途中でも速報を伝えなければならないため、取材を中断して外で待機しているカメラの前へ直行しなければならないこともある。

 こうしたエスカレーションが、裁判傍聴の権利を大きく侵害していることは
いなめない。自覚をうながしても、自粛を求めても相手がマスコミだけにやっかいだと思う。

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