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2007年7月16日 (月)

環状線を創る

―歩いて暮らせる街

広島市では他都市に比べ、路面電車、アストラムライン等の公共交通機関が、それなりにきちんと整備されている。
公共交通機関が、それなりにきちんと整備され、街の中心部の歩いていける範囲に公共施設、商業施設が集積している街には賑わいがある。
デパート、県庁、市役所、オフィス、マンション等の集積している紙屋町、八丁堀、流川地区の賑わいは、広島市の誇るべき貴重な財産となっている。
車主体の都市にはこうした賑わいはない。

しかし残念なのは、広島市内を走る交通機関がすべて放射線状にあることだ。
広電も、アストラムラインも、バスも、郊外と中心部を結ぶだけの路線になっている。JRも同様だ。
これでは、交通機関としての効果は半減する。
利用者の利便性を高め、より住みやすい街になるためには、公共交通機関が、街を面的にカバーしていなければいけない。
そのためには、鉄道、バスの路線と路線とが繋がり、ネットワークされ、相互の乗り換えがスムーズにできるようになっていなければいけない。
そのネットワーク化することの緊急性とその効果が今最も高いと思われるのは、JR山陽本線とアウトラムラインの乗換駅となる新白島駅計画だ。
新白島駅計画は、本来アストラムライン建設時に、建設されていなければならないことであった。
そのときは、そのときの事情があったのだろう。
それをいまさら、とやかくとやかくいっても仕方がない
このような結節点を作ることは、当然線を作ることに比べたら、遥かに安いに決まっている。
新白島駅の建設は、ビジネスでいうコスト・パーフォマンスはいいのである。

そしてもう一つ、路面電車とバスはできるだけ環状線にすべきだ。
環状線は自己完結型のネットワークといえる。
その効率の良さ東京の山手線をみれば、だれでも感覚的に理解できることと思う。
広島市の市街地は1辺が4キロの街といわれる。
理屈では、その内側に1辺2キロ、計8キロの路面電車を走らせれば、全ての地点に、1キロも歩けば、行けることになる。

路面電車を、狭い範囲でもいいから、環状線とすれば、利用者の利便性は大幅に向上する。
そして環状線が一つあれば、放射状になっている路線との間に結節点ができることになる。
高架の道路をつくるのに60億円/キロくらいかかるが、路面電車の路線はその10分の1くらいでできる。地下鉄は10倍だ。
これからの広島市にとって、必要なことは、道路を作ることではない。

これから必要なことは、広島市内の各種の公共交通機関を繋げ、ネットワーク化することだ。
交通機関は、インターネットと同じで、“繋げば繋ぐほど価値が出てくる”のだ。
いまからでも遅くはない。

このようにして、公共交通機関の利便性が高まれば、皆が公共交通機関を使うようになることも期待できる。
“繋げる”ことがこれからの時代のキーワードだ。

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