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2007年7月 3日 (火)

元宇品の原生林

元宇品の広島プリンスホテルを囲むようにしてある森は、人の手が全く入っていない原生林である。
にょきにょきと捻じ曲がり、巨木になっている樹も多い。
こんなすごい森はめったに見かけない。
それは国立公園特別保護地区に指定されているからであるという。
国立公園には普通地域と特別地域とがあり、その特別地域の1部が特別保護地区として指定されている。
通常、特別保護地区は、近づくだけでも大変な場所にある。
「特別保護地区とは、国立公園特別地域内でも特に重要な地区。特別地域で許可が必要な行為に加え、木を植える、家畜を放牧する、たき火をする、全ての動植物の採取・損傷(落葉や枯れ枝も含む)などに許可が必要となる。ただし学術目的や地域住民の生活に必要な行為でなければ許可されることはほとんどなく、実質的に「禁止」と考えてよい。また、これらの地域では盗掘を防ぐ為、植生などのマップの公開を禁止される場合がある。」と記されている。
それほどの厳しい規制を受け、価値が認められている特別保護地区が、ここでは街の中といっていい場所にある。
それも普段の生活のなかにある。
政令指定都市の、それもこんな街中に、国立公園特別保護地区がある例を他には知らない。
広島市の市民は、どうもその素晴らしい価値にあまり気づいていないようだ。
当たり前のこととして受け止めてしまっている。
“もったいない”ことだ。

その原生林の中に、自動車の走る道路までつくってしまっている。
その素晴らしい価値を自ら壊してしまっている。
特別保護地区とはいい難い状況にしてしまっている。

この際、車の乗り入れを禁止するだけでなく、このアスファルトの道路も撤去したらどうであろうか。
人だけが歩く路に復元し、全域を原生林に戻すべきだ。
岬の木立のなかにある白い灯台も美しい。
その脇にはエコロジカルなトイレも設けられている。
国立公園特別保護地区に相応しい対応をすべきだ。

自然史博物館の建設の運動もあるが、この元宇品の原生林全域を自然史博物館としたらいい。
西側のビーチには、使われなくなった広島大学のヨット部の建物が放置されている。
ここをセンターにして、公園全域を自然史博物館として整備するとしたらよい。

政令指定都市広島市にとって、得がたい環境の価値を高める工夫をすべきときにきているようだ。

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コメント

 元宇品の原生林のにょきにょきした木は野生のきわめて貴重な椿の密集林です。冬季から春にかけては深い緑の中に一面赤い花と黄色い雄蕊がとてもきれいに映えます。
 元宇品の海浜は今では海砂を取り過ぎてすっかり消えてなくなりましたがS40年ころまではとてもいい海水浴場でした。当時は海のの汚濁で泳げなくなりましたが今はすっかりきれいな海が帰ってきたので人工海浜を作って「海洋都市広島」のシンボルにしてはいかがでしょうか。

「アスファルトの道路も撤去」というのは考えもつきませんでしたが、素晴らしい考えだと思います。確かに元宇品は、自然に興味があり知識の深い方を案内すると感激する程の価値があるようです。それに山を歩くと「ゴミを捨てるな」という看板も目立ち、ゴミの不法投棄も多いようです。そもそも車が通らなければ問題のないことで、それは是非、市の方へも働きかけたいですね。

すごいですね

ついでに、川の堰堤の上に敷かれているブロックも、取り外したほうがいいと思いますが。
何事も、できるだけ自然な状態にしたほうが、地球環境的にも、人間にとってもいいのだろうと思います。

面白い情報に感謝

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