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2007年7月 7日 (土)

「記者クラブ」って(2)

 私が、広島県警察本部の記者クラブ詰めになったのは、だいぶ遅く、30歳を過ぎてからでした。夜討ち朝駆けといわれる多忙な世界では、若くないと勤まりません。着任してまもなく、総務系の管理職と名刺を交換した際、彼は「お宅のお嬢さんは、○○幼稚園で可愛い娘さんと評判だそうですね」といわれました。
 聞きようによっては、相手を持ち上げたようにとれますが、私は、そうは受け取りませんでした。「お前のことは、何もかも調べ上げているんだぞ」と聞こえたのです。

 警察担当記者は、裁判所や自衛隊、消防署、第六管区海上保安本部などを
あわせて受け持っています。デスクに「六管へ行ってきます」といっては、宇品の競輪場で遊んだことも白状しておきます。
 大概の記者クラブには、麻雀卓、碁盤、将棋盤、花札が置かれており、お堅い庁舎のなかで麻雀牌の音が、昼日中から響いたものです。

 海田の陸上自衛隊であったことです。Kという期待の13師団長が着任した
時の記者会見だったと記憶しています。話が進んだところで、突然時事通信社の若い記者が立ち上がり、「その机の下の風呂敷包みは何だ!」と叫んだのです。あわてた事務局員が、その包みを抱えて弁明しましたが、それは録音機でした。6~70年代の激動期、権力側は、記者たちのほとんどは、「アカ」つまり「新左翼」か「共産党」かその「シンパ」と見ていたのでした。こうした権力側とクラブ側のつばぜり合いは、たびたび起こりました。
 余談ですが、いま自衛隊の情報収集が問題視されていますが、警察、自衛隊の情報収集は、当然の業務で今に始まったことではありません。

 では、「無冠の帝王」であるはずの記者側には問題がなかったのか、次回は、自己批判も含めて具体例をお話しましょう。

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