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2007年7月12日 (木)

「アメリカ原爆展」に強い助っ人

 アカデミー賞のドキュメンタリー映画賞受賞の在米日系三世スティーヴン・オカザキ監督の最近作「ヒロシマナガサキ」(米タイトル:白い光、黒い雨、あの夏の記録)の試写会が開かれた。
 監督は英訳の「はだしのゲン」を読んで触発されて初めて広島・長崎を訪ねて以来四半世紀、多くの広島、長崎関連の作品を発表してきた。

‘82に第一作「生存者たち」を発表。’91には日系人強制収容所を描いた「待ちわびる日々」でアカデミー賞ドキュメンタリー映画賞を受賞した。
 オカザキ監督は一貫して被爆者に目を向け「原爆投下は戦争終結を早め、日米両国民の命を救った」との認識が強いアメリカで映像を通じて核の脅威を訴え続けてきた。

 新作「ヒロシマナガサキ」は監督が広島・長崎に取り組みだして25年、取材してきた500人を超える被爆者の中からピックアップした総括作品だ。14人の被爆者のあの日とその後の体験と原爆を投下したエノラゲイの搭乗員や原爆の開発に関わった科学者ら4人の証言が中心。 キノコ雲の上と下に位置した人間を軸に貴重な歴史的記録映像を交えてヒロシマナガサキの真実を描いている。

 貧しさと悲しさと寂しさに負けて自殺した妹を通して逆に勇気と希望を持って生きることを教えられた姉。同情も後悔もなく、一刻も早く戦争を終わらせたかった米軍人。
 被爆者の想像を絶する心身の苦しみ後遺症の恐ろしさと向き合って、生きる勇気と人の尊厳を深く受け止めた映像は、観る者の胸に迫る90分の作品。

 広島市はこの夏以降再来年にかけてアメリカ50州の各2ケ所とワシントンDCの101都市で「原爆展」の開催準備を進めている。世界市長会議加盟の1651都市中100近いアメリカの都市が参加しているが、開催は決して容易ではない。

 映画「ヒロシマナガサキ」の一般上映は8月5日(日)広島国際会議場で18時半から、
18日から31日までシネツイン1(本通り)で上映され、県内でも学校や公民館などでの上映会も計画中だ。(シネツイン082-241-7711)
 
 アメリカでは8月6日夕からは全米4千万世帯の視聴契約を誇る有線TV最大のHBOが放送する。この日から繰り返し当分の間放送される。アメリカ国内ではかつてない試みがテレビを通じてどのように受け止められるか興味深い。「原爆展」開催の強い助っ人になることは間違いなく、成り行きを期待して見守りたい。

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