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2007年7月15日 (日)

渋滞?

「広島市の道路の渋滞は酷い。道路長も政令指定都市の中では最も短い。道路整備の遅れが、街の発展を妨げている
州都になるためには、道路の整備が不可欠だ。」という発言をよく聞く。
渋滞が酷いといっても、東京の渋滞に比べれば、広島市のそれは渋滞の内に入らない。
東京では、人と会う時間の約束をしたら、殆どの人は、車を使わない。電車に乗る。車に乗ったら、それこそ何時に着くかわからなくなるからだ。早めにと出かけると、そんな時に限って早く着き、1時間以上も待つ羽目になる。近くのカフェで時間つぶしをせざるを得なくなる。
朝9時頃に会う約束をしようものなら大変だ。朝の渋滞時間に巻き込まれたら大変と、車は、5時ごろ自宅を出なければ、何時に着くかわからなくなる。
大企業の役員で、専用の社用車があっても、車には乗らず、電車に乗っていく。社用車は、前日に都内に入り、近くの駐車場に停めておく。そして当日は目的の会社の前に、予めその社用車を回してもらう。本人は相手先の会社に着いたら、その前に停まっている車にコートを預け、相手先に届ける荷物を取り出す。
飛行機に乗る予定がある時は、それこそ絶対に車には乗らない。そんなことをしたら、車に乗っている間中、飛行機に間に合うかどうかの心配をしていなければならなくなる。
先日行われたTBSの株主総会では、その前日から、役員を含めて担当者は全員、会場となるホテルに泊り込んだという。万が一にも、渋滞に巻き込まれて、遅れてはいけないという配慮からだという。担当者といってもその数は相当な人数になったはずだ。
広島市内の渋滞が酷いといっても、こんなに酷いことはない。大体何時ごろには着くかということくらいの予測はできる。

「渋滞のないところに、街の賑わいはない」という言葉をご存知だろうか。
渋滞があるところは、それなりに人々が集まってくるからであり、そこには街の賑わいがあるということだ。
自動車の街といわれる愛知県では、道路も充分に整備され、車での生活が定着したことで、人が街を歩くことがなくなり、街から賑わいが消えてしまったという。賑わいのあるのは郊外の大型SCだ。日本がお手本とした自動車の国、アメリカでは、街から賑わいが消えて久しい。古い街に残っているのは犯罪だけという現象が起きている。それでは益々人は街にいかなくなる。
渋滞を消したら、一緒に街の賑わいも消えてしまったということだ。
車を持つことが、ステイタスのシンボルであり、アメリカ型生活が理想であった時代は、とうの昔に終わった。アメリカ型社会を目指すことは、もう止めるときに来たのだ。しかしまだまだその幻影にとらわれている人が多いことは、なんとも困ったことだ。

地球環境問題からも、街の賑わいを取り戻すということからも、住みやすい街をつくるということからも、今求められていることは、車社会から脱皮することだ。
広島市では、もう充分な道路整備がされた。そう認識すべきだなのだ。
強いて必要な道路を挙げれば、市内を通過する車の迂回路を作るくらいである。それも今工事中の高速道の建設区間だけで充分だ。それ以上の新たな道路の建設は必要ない。

そのためにも、その受け皿となる公共交通機関の整備をどのように進めるかが、これからの課題だ。

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コメント

夫婦で免許がない。町中に住んで30年。たいていのところは歩いて30分、自転車で15分、きw極めて便利で快適だ。自動車道路は通過車用道路が出来れば十分だ。町中にベンチを作るほうが人の滞流と賑わいを作り出す。これ以上の街中道路はいらない・・・賛成。

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