広島ブログランキング

  • 広島ブログ
無料ブログはココログ

« 広島に元気をおくる2人の95歳 | トップページ | とうかさん »

2007年6月12日 (火)

広島からの外交

 6月1日付け、Sさんの品川正治氏の記事拝読。
私も先日、品川氏の講演を直接聞いて、心強く感じた。
 特に、日米間の価値観の違いを正しく認識した上での、
日米友好関係の構築が必要だという氏の訴えに、
何度もうなずいた。
 それを受けて私の訴えたいこと。昨今の「デジタル発想」を
乗り越えよう。ということだ。
 この社会、軽薄なテレビ演出の「2択」のクイズやゲームでは
いけない。
 百パーセント「親米」か「反米」か。「戦争」か「平和」か。
「敵」か「味方」か。「野党」か「与党」か。「賛成」か「反対」か。
 そんな単純な発想でいいのか。シロかクロかではなく、
さまざまな心の色を塗り合わせて、未来を描きたい。
 とくに、二大政党での政権交代こそが理想の議会政治、
などと言われると、答えは「考える」もので、「択ぶ」ものではない
と思って学問をしてきたつもりの私にはついていけない。
 テレビ番組でも、「トーク・バトル」などと銘打って、主張の対立を
煽り、視聴者の政治的な不満の「ガス抜き」を巧妙に演出する
正義感面をした司会者にはうんざりだ。
 意見の違いはある、しかし社会の未来のために、知恵を出し合い
ましょう、という真剣な番組の使命感は全く感じられない。大衆迎合の
視聴率市場はどこまで堕落していくのか。
 話を戻す。
「核廃絶」か「核武装」か。「民主国家」か「ならずもの国家」か。
そして、「非国民」「国辱歴史観」・・・レッテル貼りが進む。
 物事に「絶対」はありえない。それを言い始めると、実に危ない。
批判的な主張に対しては、家の焼き討ち、果ては命すら狙われる
不気味な風が吹いている。
 しかし、「楽観は許されない。が、絶望することはない」と思いたい。
そこで、秋葉広島市長、スティーブン・リーパー平和文化センター理事長ら
に切なるお願いと期待。
 堪能な語学力、幅広い国際人脈を駆使して、次のようなヒロシマの願いを
ブッシュ大統領に、ことあるごとに伝えて頂きたい。
・一気に核廃絶は無理としても、まず自国の核軍縮の努力をして下さい。
・指導者はナラズモノかもしれないけど、罪のない子どもらの命を奪う戦争
は、早く収めてください。
・中国山地一帯の危険な低空飛行はやめてください。
・銃の規制についても、真剣に検討されてはいかがですか。
   こうした点をお互いに率直に話し合って、日米のゆるぎない友好関係を
   築き上げたいものです。
 「国家」よりも「世界」を、「国民」よりも「人類」を、「武装」よりも「対話」を、
その道を拓く平和都市からの、「ヒロシマ外交」を!いまこそ!         

 国際的な教養・語学力ともに低レベルなアナログ老人

*お願い
この文章の下にある《広島Blog》というバナー(画像)を クリックしてください。

« 広島に元気をおくる2人の95歳 | トップページ | とうかさん »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

品川正治さんの憲法についての談話は知人の「グランパ」さんに個人的にお送りしたものを、彼が投稿という形で本欄に紹介頂いたようです。現憲法公布後に生まれた私は、幼少時に戦禍を体験された「グランパ」さんの現憲法護持への熱い思いに頭の下がる思いがいたします。

私は社員40人たらずのメーカー経営者。自社で開発した商品を、自社のブランドで全国に販売する。下請けはしない。ことをビジネスの基本にしています。独創性のあるものを作り、大衆顧客に愛され続ければ大衆以外の誰からも掣肘は受けない・・・・と思い続けてきました。昨今はなかなかそうもいきませんがね。経営者は政治や思想の私見を明言するものではない、と親に言い聞かされてきました。世の中には様々な考え方の人がおり、事業規模が大きくなり影響力が増すごとに言動に慎重にならなければ顧客を失い、無用の反感をかい、ついにはいじめにあってしまう、というのがその理由です。極めて日本的な発想に思えます。
その意味において今回の品川正治さんの発言には胸をつかれる思いがいたしました。

この4月、東京でのある会合の後、ブルドッグソース・池田章子社長としばらく談笑する時間がありました。すらりとした長身に仕立ての素晴らしい紺色のスーツ。魅力的な女性ですが、やはり眼光はただものではありません。あまり知られていませんが、池田社長は学校卒業後、一事務員としてブルドックソースへ入社。お茶汲みから始めて一段また一段と昇進し、独学で経営学を身につけてついには上場企業である同社社長に就任。
国際ファンドグループからM&A(株式の買占め)の挑戦をうけ始めたのは、4月にお会いした直後のことです。今は役員、社員一丸となって防戦に奔走しているとのこと。

ブルドックソースの工場ではいまこの時間にもソースの製造に汗を流している多くの職人達がいます。もちろん新聞の見出しに躍る百億単位のお金には無縁の人達です。
転売した後の差益を目的にパソコンを駆使して流動資金を集め、会社をもてあそぶファンドグループの諸氏。一度、ブルドッグソースの工場へ足を運んで熟達の職人たちと一緒に汗を流してソースを造ってみてはいかがですか?

品川正治さんが憂える「グローバリズム」は、このような工場の一隅にも大きな影を落としているような気がしています。
                                 (つづく)


     

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/211008/15385109

この記事へのトラックバック一覧です: 広島からの外交:

« 広島に元気をおくる2人の95歳 | トップページ | とうかさん »

関連書籍

  • サイフもココロもハッピーに!ちょびリッチ
2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30