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2007年6月22日 (金)

減築

―価値が逆転する

30年ほど前、ある人が「俺は家を減築した。年をとったら、1部屋にして、全て手の届く範囲の大きさの家にする」といっていた。
何をいっているのか、そのときは、よく理解できなかった。
「増築」という言葉はあっても、「減築」なんて想像することもできなかった時代である。
その当時は、まだ「日本人ネズミ小屋に住んでいる」といわれ、もう少し大きな家に住みたい、自分の部屋を持ちたいというのが誰もの願いだった。
その人の義理の弟さんの新潟の家は、部屋数が10以上ある古い木造の建物であったが、雨戸の開け閉めが大変だ、冷暖房もできないといって、実際に使っているのは、ほんの角の2室くらいであった。
結局しばらくして、その殆どを壊してしまった。
お金持ちは贅沢なことをするなーと思っていた。
しかし今少子高齢化が進み、それに都心回帰、住宅のストックが充実したということが重なり、そうした1部の特別な人にのみであった現象が、他人事ではなくなってきたようだ。
今では、空家が1割を越えるといわれている。
高齢化した夫婦にとって、子供が巣立ち、空いた部屋を維持していくより、いっそ建物を小さくしたほうが住みやすいということになったようだ。
日本の一般的な住宅は2階を寝室、子供部屋にしている。
その2階部分を取り払い、平屋にするというわけだ。
木造住宅のいいところは、そんなことが容易にできることである。

YAHOOの新語字典を検索すると、減築という言葉は、昨年の6月に登録されている。
http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2006000417
まだまだ新しい言葉のようである。

まあそれにしても、凄まじい勢いで、社会は変化している。
それも、あっという間に、価値がひっくり返る。
いままでやってきたが、全て否定されるようなことが起こっている。
それも、今までの延長線上に大きな変化が起こるということではなく、次元が変わっ
てしまうのだ。
恐ろしいことだ。
生きていくのも大変だ。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

倒産した夕張市の緊縮政策を「夕張モデル」というのだそうです。
これも減築のひとつですね。

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