薬の副作用?
先日の中国新聞で、米谷ふみ子さんが、中国新聞にバージニア工科大学で起こった韓国人学生の銃乱射事件の背景には、抗欝剤の使用があるのではないかと指摘していた。
私にも、思い当たることがある。
義理の父親がパーキンソン病になり、その後急に我儘になり、威張りちらし、やたら攻撃的な暴言を吐くようになった。
パーキンソン病になる前の父は、穏やかな父であった。
それを知っているだけに、家族は皆困惑した。
どうもその理由は、パーキンソン病の進行を止める薬のせいではないかという感じがし、担当の医者に相談した。
パーキンソン病の薬には、そうした副作用はあるとのことで、弱くしましょうかともいわれた。
しかし、原因がわかれば、それなら家族皆で我慢しましょうということになった。
家族には辛い選択だった。
今、日本では、聞いたこともなかったような異常な事件があちこちで起こっている。
子供が母親の首を切って、警察に出頭したということもあった。
常識では、とても信じ難い事件だ。
親子の関係がどうであったかについて、TV等ではさまざまのコメントがされている。
しかし、これなどは、薬による幻覚症状からの犯行ということはないのだろうか。
タミフル服用後に仙台の中学生がマンションから転落死するなどの事故の報告が続いたことから、注意を喚起することとなったが、注意して欲しいという程度の言葉で終わっている。
通常こうしたことが、薬の副作用だと指摘されることはまずない。
これは大変珍しいケースだ。
学問的にも、そうした関係を説明するのは、極めて難しいということもあるのだろう。
しかし、米谷さんの指摘されるように、最近の異常な事件と薬の副作用の関係について、今一度考えてみる必要があるのではないだろうか。
そして米谷さんは、更に製薬会社とブッシュ大統領との関係も懸念していた。
日本では、そんなことはないと私は信じたい。
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20年ほど前のことですが、古くからの知人である製薬会社の社長が「厚生省(今の厚労省)の役人の接待にはほとほと疲れるが、しなければ商売が成り立たない。」と言っていました。今は改善されていることを望みますが、どうでしょうか・・・
投稿: 大下 | 2007年6月24日 (日) 07時25分
銀行では「MOF担」となることが、頭取への道といわれていました。
MOF担とは、Ministry Of Financeの接待係ということです。
もうそんな幸せな関係はなくなったと思います。
投稿: ゲン | 2007年6月27日 (水) 14時24分