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2007年6月 8日 (金)

自転車のモデル都市・広島(2

―自転車専用レーンの設置

前回は、自転車の駐輪場の問題について書いた。
その際「ヒヤッとさん」から、自転車については、もう一つ、「自転車の走る道をどうするのか」という大きな問題があると指摘された。
そこで今回は、自転車の走る道について考えてみたい。

自転車は、実はれっきとした車なのだそうだ。
道路交通法上は軽車両に分類されるということで、原則歩道を走ってはいけないことになっているという。
知らなかった。
殆どの人は知らないであろうと思われる。
だからだと思うが、広島では、殆どの人は、なにか当たり前のように歩道を走っている。
鯉城通り等いくつかの道路で、自転車の歩道走行可と表示にしていることにも拠ると思われる。
そうした表示がなければ、自転車は車道を走らなければいけないようだ。
しかし自転車に乗っている人からすれば、車道なんて車に撥ねられそうで、怖くて走れないという思いがある。
自転車より弱い立場にある歩行者なら、ぶつかっても自分は大丈夫ということで、歩道を走ることになるのだろう。
なんのことはない、単なる弱いものいじめの構図がここにもあるということだ。
自転車が絡む事故は、年々増加傾向にあり、2005年までの10年間に1.3倍に増え、18.5万人に達しているという。
その間、自転車対歩行者の事故は4.6倍にもなっているという。
走る自転車をどうするかは、緊急の問題になっている。
前回に書いた放置自転車が多いのは、絶対的に駐輪場が不足していることによると考えるべきだという理屈からすれば、自転車は専用の走行路がないから、仕方なく歩道を走っているということになる。

自転車と歩行者、自転車と自動車のはやはり分離しなければ、事故が起こるということは、どうしても避けられないと考えるべきだろう。
広島市でも自転車専用レーンを設ける試みを何度かしているが、どうも上手くいかないようである。
そこで、この際、一気に車道を1車線削って、自転車道にしたらどうだろうか。
いま往復車線になっている道路のうち、これはという道路については、1車線を自転車専用レーンに転換するのである。
場合によっては、自動車は1方通行にしたらよい。
自動車1車線は3m程度であるから、自転車の往復2車線にするには、調度いい幅員である。
例えば平和公園周辺の通りなどの、川に接した道路の1車線を自転車専用レーンにしたら、自動車は1方通行になるが、気持ちいい自転車道が出来ると思う。
すでに1方通行になっている大手町通りにも、自転車専用レーンを設けるのもいい。
ちょっと狭いが、まあまあの幅はとれそうである。
平和大通りの側道も原則自転車専用レーンとしたらどうだろうか。
平和大通りの自動車の駐車場を、自転車の駐輪場に転換する工事を進めているが、同様に、自動車の占有してきた車道の一部を転換して、自転車専用のレーンにしたらどうかいうわけである。
今までの社会は全てが自動車に対応するにはどうしたらよいかということで作られてきた。
これからの社会は、全ての面で、こうした自動車優先社会から脱却しなければいけない。
中心市街地に自転車専用レーンを確保することは、また、街の活性化にも繋がると考えることも重要だろう。
本通りでは、懸命に自転車の走行を禁じる表示を出し、指導もしている。
そうした指導をするだけでなく、同時に、自転車走行の受け皿をつくることが今なんとしても必要なことではないだろうか。

社会実験というテストの方法もある。
取りあえずは社会実験で実施してみて、その効果を見てみたらいい。
国土交通省の調査では都市部における5km未満の移動の4割に自動車が使われているという。
その反面、自転車は5km以内の移動手段として最適だともいわれている。
国交省も今年に入って、ようやく、自転車の問題の検討を始めたようだ。
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/bicycle_environ/1pdf/3.pdf

広島市にあっても、駐輪場、自転車レーン、自転車とのパーク&ライド、レンタサイクル、自転車税の導入等自転車の問題を、総合的に検討すべきときに来ているようだ。

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コメント

 自動車の免許が無くて、市内の移動は専ら自転車の70さいです。30分走れば大抵のところへ行ける広島です。朝のラッシュ時の高校生の自転車軍団は怖いほどの塊です。自動車もこの自転車軍団は怖いはずです。自転車レーンができればモデル都市になるでしょう。そのためにも、駐輪場とセットで考える必要があります。市当局の積極的な検討を期待します。

私は東広島に住んでいて、休みの日などに二号線を使って自転車で広島市内まで行きます。
ですが、はっきりいって二号線は自転車のことをまったく考えていない。
トラックはスピード違反が当たり前、これじゃ危険すぎて自転車で道路を走れない。


広島市内に入るとかなり自転車で走りやすくなります。
自転車は車道を走るべきです。
歩道は歩行者が多く危険です。
車道は車が多いですが、交差点などで車から見えやすく、
また飛び出す車も少ないので非常に安全です。
「歩道は安全」と思い込みだけで語っている人は非常に多いですね。

東広島市在住様

自転車での死亡事故は年間10件位あるそうです。
しかし自動車に適用されているような保険もなく、大変困っているケースが多いそうです。
自転車は車に対して弱者ですが、歩行者に対しては強者になります。
難しい相手です。
でも放っとくわけにはいきません。
なんとかしないといけませんよね。

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