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2007年6月14日 (木)

「はだしのゲン」初のテレビドラマ化

 5月6日付の「嬉しい“はだしのゲン”映像化」の企画内容が明らかになった。

 フジテレビが8月10(金)~11日(土)のPM9時から2夜連続で4時間のスペシャル枠で放送。劇映画、アニメ映画に続く三弾目。テレビドラマとしては初めての登場だ。

 出版元の汐文社の吉本社長の紹介で資料収集にやって来たプロデューサーは31才の若手だ。彼が学校図書館で「はだしのゲン」に出合ったのは小学校3年生の時。テレビ局に入社以来温めてきた「ゲン」のドラマ化を大スケールで実現する。

 脚本は「踊る大捜査線」シリーズなどの君塚良一、音楽は「ALWAYS三丁目の夕日」「海猿」などの佐藤直紀、演出は「拝啓、父上様」「ドラマ ちびまる子ちゃん」などの西浦正紀と「電車男」「白い巨塔」の村上正典。プロデューサー増本淳は「Dr。コトー診療所2006」や「白い巨塔」などを手がけた新進気鋭だ。

 配役は“ゲン”を多くの子役から厳選された小林廉君。父親中岡大吉を中井貴一、母君江役を石田ゆり子さんがつとめる。

 増本氏が「ゲン」のドラマ化を思い立った意図を企画書からピックアップした。

 いま、日本人は三世代にわたって戦争を知らない。小学生は勿論、戦争の悲しみを教えるべき親もまた戦争体験はない。そしてその親も戦争体験がないか、あったとしてもほとんど記憶にないというのが現実だ。私自身、戦争と言われても実感がわかず、怖いと言うだけ知っていればいい昔話のように思っていた。
戦争という大いなる過ちの歴史が風化しつつある日本において、一年に一度くらい子、親、祖父母まで、家族みんなで戦争について考える、そのきっかけを提供するような番組が必要ではないか。

 世界的にも核兵器は軽い存在になっているようにも感じる。ハリウッド映画の中では“たんに破壊力の強い爆弾”くらいの扱だ。広島長崎に落ちた原爆の70倍と言われる今の核兵器の破壊力が招く悲劇は生易しいものではない。ならば、その恐ろしさを誰が訴えるのか。それは、実際に被害にあった日本人ではないか。
「ゲン」に描かれた一家族の眼線を通じて、戦争と原爆というものと面と向かい合い、
その悲しみと怒りと、そしてそこから立ち上がる人々の勇気と力強さを描く。

 「ゲン」の徹底したテーマは“戦争への怒り”“反戦の叫び”だ。そして“不条理な死”とそれに負けない“人間の持つたくましい生命力”で、風化していく戦争を、今一度考え直すためにふさわしいと考える。
さらにもう一つのポイントは目線の低さだ。「ゲン」を知らない子供たちには共感の湧きやすい同世代の目線を通じて戦争を考えてもらいたい。

 ここ2~3年、夏の終戦記念日前後に「ヒロシマもの」が話題を呼んできた。
若い世代のTVマンが一冊のマンガとの出会いを大切にしながら取り組む姿勢が嬉しい。

とかく軽薄のそしりを免れないTVの面目躍如となることを期待し注目したい。

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