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2007年5月28日 (月)

もうすぐ彼女の七回忌が・・・

         「もうすぐ彼女の七回忌が・・・」

 もうすぐ、彼女の七回忌がやってくる。突然の死であった。

7~8人が座ると満席になる小さなスナック、そこが、彼女の職場だった。
昭和26年生まれ。長崎県出身の「ケイコママ」は「・・・バイ」と九州弁丸出しの接客で、客の方も「セカラシカ・・・」と九州弁で応じていた。
 ビールが大好きで、客によくねだった。一晩に10本は空けた。客のほうも心得たもので、ママのおねだりは勘定のうちに入れていた。

 その「ケイコママ」が6年前の初秋の夕方、出勤途上のバス停で、突っ込んできた無謀運転の乗用車はねられ重体となり、数日後には帰らぬ人となった。

 彼女には、「ノブクン」という17~8歳になる重度心身障害の子どもがいた。
寝たきりで、いっさいの自己表現が不能だ。
 ある日、客たちが「ノブクン」を温泉に連れて行こうということになった。
ボランティアには、マツダの社員もいた。税理士も、放送局のディレクターも、
海田町の職員もいた。ボランティアたちは、「ノブクン」を風呂に入れようとかつぎだし、酔った勢いもあって、身の自由がきかぬ「ノブクン」を浴槽に放り込んだ。その瞬間「ノブクン」の顔に表情が浮かんだように見えた。

 小さな店に生まれたコミュニケーションが、日常に疲れた人々に安らぎの
ひとときをもたらした。

 その賑わいが広島の景気のバロメーターといわれる流川、「すすき野、中州、流川」と、東阪をのぞく地方の、三大歓楽地として名をはせた名所である。
 人々の疲れを癒し、情が行き交い、安らぎが得られる憩いの場としての健全な発展を願って、七回忌の墓前に香をたむけたい。

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