外野スタンドは真っ赤に燃えた。だが内野席は・・・
20日の日曜日、孫にひかれて今年初めてのカープ観戦をした。昨年のWBCですっかり野球フアンになり、カープの熱烈フアンになった小学4年の孫は既に4回目の観戦だ。
「僕は自分で自信が持てるものを一つだけ持っておきたい」今はそれが野球だという。
昨年、学区のソフトボールチームに参加してプレーの基本を叩き込まれた。残念ながら
舞い上がる土埃を吸うため夜になって持病のぜんそくに悩まされ、やむなく一時休部をしている。やむなく、週に2~3日は近くの公園で5~6人の同級生と、また時には高校のグランドの端を拝借して一人コツコツと練習している。変化球も覚えたピッチング、内野のフィルディング、バッティングの腕も上げた。
この日の試合は黒田が先発のヤクルト戦。序盤にカープが得点し、スタンドは一気に盛り上がった。外野スタンドは全国各地のカープ応援団が結集し真っ赤に埋め尽くされて数十本の応援旗が五月の風にはためいた。
“フアンのために残留を決意した”黒田はこの日、フアンに「完投勝利」をプレゼントして、市民球場は熱く燃えた。
宝物のカープ選手の寄せ書きのサイン入り帽子とユニホームをまとって応援に声を合わせていた孫が突然「内野は高いから入らないの」と聞く。説明したが納得した様子でない。
この日2万人で膨れた市民球場の内野スタンドはいつものようにガラガラ状態。
多くの観客は孫と同じように首を捻っているだろう。「なぜ、内野はいつもガラガラなの?」
これにはそれだけの訳がある。空席は年間契約の席が大部分を占めている。カープ球団の経営は入場収入とTVの放映権、球場の広告、売店の売り上げである。年間契約席の確保は安定経営に欠かせない条件で、県内の企業はカープ支援の意味も込めて契約する。
企業によってはシーズン・スケジュールを社員に割り振りして計画的な観戦をするところもある。カープ観戦接待が盛んだった時代もあったが、今は大半が企業内で眠っていると考えられる。
これはいかにも勿体ない。カープは口出ししにくいが“球場を観客で一杯にすることは選手の元気を引き出す力”とばかり、有効活用に知恵を絞ってみては如何だろう?
カープは残り席を一つでも多く売りたいだろうが、空席を埋めることも大事なこと。
年間契約席の空き試合の活用は企業に協力を得て施設や母子・父子家庭の児童などを対象に「空き席3日前預金」とでもいうプール制にした観客動員があってもよい。
この対策なしでは新球場が完成しても空席は減らない。
年間契約をしている企業や団体の責任者の皆さん!カープ球団の皆さん!!
契約している座席はあなたの責任で埋めてください。
さもなくば、カープ球団に預けて「空席預金」「広島元気の素席」を作ってプールし、満席にできるようの知恵を出してください。きっとできます!!!







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