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2007年4月24日 (火)

「日本国憲法」は押し付け憲法ではない!

~映画「日本の青空」をみて~

 統一地方選挙の後半戦が告示された15日(日)、平和公園内のメモリアルホールで映画「日本の青空」(大沢豊監督)の試写会が行われた。日曜日の朝にも関わらず100人余が鑑賞し、日本人の誇りを憲法に託した在野の憲法学者鈴木安蔵(1904~83)の熱い人間ドラマに胸を振るわせた。

 今年は日本国憲法施行60周年だ。これにあわせて政府・自民党公明党は憲法記念日の5月3日を目標に有効投票数の二分の一以上で承認する国民投票法案の成立を目指している。  仮に投票率が50%で白票が10%あるなら、21%の賛成で憲法を改正できる仕組みである。おまけに、新聞やTV・ラジオでの有料広告は、投票前2週間は禁止するが大量の意見広告が可能になり、安部内閣は7月の参議院選挙の争点として憲法改正を掲げている。 

 映画は戦後間もなく、鈴木安蔵を中心にした民間人による「憲法研究会」が作った憲法草案が、実は連合国軍司令部(GHQ)案の下敷きになった事実に基づいて日本国憲法の誕生を巡る安蔵夫婦の熱い人間ドラマとして描いている。

 憲法はGHQによって纏められた案が基になっていることが「押し付け憲法」と言われる所以である。改憲派に根強いのも「憲法は押し付けられたもの」という主張である。しかし、実は新憲法の中に日本人の英知が沢山込められていたこと、その中心的人物が鈴木安蔵であることを改めて確認した。

 この前日に経済同友会の終身幹事で元日本興亜損保の社長・会長だった品川正治氏の講演を聞いた。「戦争をする国・している国アメリカ」と「60年余戦争をしなかった国・戦争をしない国日本」が同じ価値観を持つ国と位置付ける多くの経済人や政治家は間違っている。平和憲法こそが日本の座標軸であり、平和憲法を守りきって、平和憲法をもつ国としての経済を力強く歩んでいくことが21世紀の日本の歩む道だと力説され、奇しくも言下にこの映画を推奨されたように思う。

 教師の必要条件だった「憲法」が対象から除外されて久しく、学校で憲法を学ぶ機会はなくなっている。この日、この映画の上映を支援する会が結成された。選挙が終わってすっかり時間の余裕が出来た私はまず、市内の私立の中高校に、この映画上映を働きかる為一肌脱いで見ようと思っている。  

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初めまして。「日本の青空」で検索しました。
鈴木安蔵の故郷:福島県南相馬市小高町で行われた4月21日夜の自主上映会で観ました。TBよろしくお願いします。

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