NHK開票速報の怪
広島市長選挙の情勢は折り返し地点を境に大きく変わってきた。新聞テレビ各社が行った世論調査がほぼ一致して秋葉対大原+柏村がWスコア近い結果を得たことにあった。
投票日前日にNHKの中継のレポーターは午後8時過ぎの“当確”を打診してきた。いくら自信があると言っても投票終了と同時刻は有権者に失礼にならないか・・・との意見を示した。NHKをここまで強気にさせている背景には、NHKだけが取組んだ期日前投票の出口調査があったに違いない。5%を超えるこのデータは投票日の出口調査と併せて検討すれば「鬼に金棒」の強力なデーターになることは容易に想像がつく。
さて、たまたま4月3日の夜、友人と久しぶりに出向いたお店でNHKの元幹部職員に数年ぶりに再会した。現職幹部を含む4人で選挙の四方山話の中で、軽い気持ちで「あきばみこし連・世話人」の名刺を出した。「これはこれは、われわれは大原をやっているので・・・」と自然に出てきた。そういえば、大原氏のHPにはNHK記者OBで高知県知事の橋本氏が応援メッセージを送っていた。かつて、選挙のたびに労使が一体になって保守系と革新系を担ぐ国鉄や郵政などが“一家”呼ばわりされた時代があったことを思いだす。いまのNHKにそんなことが当てはまるのだろうか。
開票当日、各社は出口調査に取り組み一様に世論調査を裏付ける結果のデーターを得た模様だった。民放各社はRCCの8時2~3分を筆頭に相次いで「当確」を打つとの情報が選挙事務所を包んで盛り上がった。勿論、NHKは最強のデーターで当然これを1分でも30秒でも早い「当確」が出るものと期待をした。
ところがNHKは当夜になって「当確」は開票が始まる9時20分まで出さないと前日の方針を大きく変更した。その理由は明確でなかった。投票箱が締め切られる午後8時と開票が始まる9時20分の間には全く変わった状況はない。ただし、NHK開票速報番組内では「出口調査の結果が分析され、事実上の秋葉当確」が放送されていた。
NHKの当確に依拠しようと心に決めていた?秋葉氏も流石に「NHKの当確」を待ちきれず早目に事務所に現れ「勝利の万歳」をしたのは皆さんご承知の通りです。
この間、東京都知事選は8時過ぎに早々と「石原3選・当確」が出されたことを考え合わせると、NHK広島放送局で何があったのか、何かの力が働いたのか。それが“NHK一家意識”でないことを願いたいが、日を追うごとに気になっている。下衆の勘繰りであってほしいと思うと同時にここも厳しいウオッチが必要な組織なのかとも思わないではない?どう考えますか。
« 創刊に寄せて | トップページ | 「日本国憲法」は押し付け憲法ではない! »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 「報復ではなく和解を」の精神で、日本の法体系の見直しを・・・(2026.05.05)
- 所沢エミテラス・第三のパラダイムシフト(2026.04.23)
- 中国の原子力発電は2%(2026.04.05)
- 4月3日のブログをそっくりAIのgemiに問いかけてみました(2026.04.07)
- トランプ大統領に教えてあげたい・・・(2026.04.03)




コメント