妻に誘われ、この休みに、孫たち3人を連れて、上野の芸大祭を見に行きました。
私が卒業した大学とは、随分と長い間、縁がありましたが、
学園騒動の世代としては、大学祭なんて、とバカにして、見に行ったことが
ありませんでした。
甥が芸大に受かった時には「もう一生貧乏だな」なんて言って、なぐさめた
ことがありました。
その彼が、今では音楽学部卒の女性と結婚し、地方の芸大に勤務し、
それなりに優雅な生活をしているようです。
今のDXの時代にあっては、1人でも山の中でも、好きなことやって、生きて
いける時代になったようです。
時代は、変わるもんです。
上野駅を降りたら、かなりの人出です。
これはやばいと、都立美術館内のレストランミューズで早めの食事をしました。
芸大祭は、それこそもの凄い人出です。
音楽学部の門を入ったすぐのところには、今年の御神輿が展示されていました。
大賞だったか? トップは「獏」だそうです。
スチロールで作られているそうですが、かなりの迫力です。
いくつもの神輿が、今年は上野公園内を練り歩いたようです。
音楽学部ではジャズ等のコンサートもあるようですが、とても入れそうに
ありませんので、諦めました。
美術学部の作品はどれも先端的とも言えますが、可愛らしい作品もあります。
これならすぐにも売れそうです。
小学校2年生の孫の女の子は、古くなった靴を裏にして、20足くらい展示されて
いるのを見て
「どうしちゃたんだろう! どうして壊れたのかな」と心配していました。
「靴と地球を考える」とタイトルがつけられていました。
全学連の時代を思い出させる懐かしいテーマの作品です。
暗い街の片隅の写真に、スマホでフラッシュして写真を撮ると、
捨てられたペットボトル等が映されるという作品も面白い試みです。
芸大には織のコースもあるようで、織教室に通っている妻は、懸命に見ていました。
女性漫画に出てくるような美人の女の子をテーマにした織の作品もありましたし、
木製の椅子の座、背に掛ける布をデザインした織の作品もありました。
小学5年生の孫娘は、ゴーグルをつけてみる3D画像の作品が面白かったのか、
次の人が待っているというのに離そうとしませんでした。
「私この大学に入る」なんて言ってましたが、しばらくすると「やめた」
と言っていました。
「ここに入るには4~5年浪人しないとダメだよ」と言ったからでしょうか。
広い芸大前の公園の広場では、数百店はあろうかと思われるテントが張られ
出店していました。
こちらももの凄い人出になっていました。
5年生の孫はガラス製の青い髪飾りを買っていました。
この日の歩数は12000歩程度ですから、ゴルフの1ラウンド程度ですのに、
やけに疲れました。
今度は自分の卒業した大学の大学祭にも行ってみようかなと思えてきました。
元安川
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マスコミはインバウンド需要の増加や輸入の増加を挙げていますが、これらはせいぜい数万トン規模に過ぎません。一方、日本の米の需要は毎年数百万トンあり、年々数十万トン減少しています。そのため、数万トン程度の変動で米不足が起こるはずがありません。夏場の新米が出る前の時期に、家庭の備蓄が少なくなっていたところ、根拠の薄い地震予知によって家庭での備蓄が増えただけです。もし米不足が懸念されたなら、政府が備蓄米を放出すれば解決したはずです。これは、政府が作り出した米不足騒動に過ぎません。